・1ヶ月のご褒美として1万円以上を飲み代に使う
・携帯電話代に2万円以上使っている
・家のお金の管理は全て奥さんに任せている
これらの収入の使い方は、将来貧乏になる可能性のある人の典型的な使い方です。しかし、これらの間違った収入の使い方は
「生活費以外の収入の大部分を、老後のために貯金してしまう」
という最も危険な使い方に比べれば、とても小さな間違いです。
多くの日本人は、老後安心して生活するためにはできる限り多くの貯金が必要だと考えています。だから給料が入ったら、生活費以外のほとんどを貯金に回しています。確かに、老後のために貯金をすることは悪いことではありません。しかし、、、
老後が不安になる本当の原因...それは・・・
ではないでしょうか?
退職した日本人が年金だけで生活するのは厳しく、定年後も生活のためにアルバイトをする人が増えているいっぽうで、アメリカ政府の調査よると、退職したアメリカ人は年金以外に平均して年間40万円ほど、配当金や利子、不動産からの収入があります。働かなくても年金に加えて、一月あたり3万3000円ほどの定期収入があるということです。年金に加えてこのような定期収入があるのは、使えば減っていくだけの貯金よりも安心感があると思いませんか。つまり、生活費以外の給与のほとんどを貯金することは、将来の収入源の可能性を捨てて、お金を切り崩す老後を加速させているのです。
一体、何がこのような日本とアメリカの老後の違いを生んでいるのでしょうか?
日本人は老後お金で困らないためには、貯金を増やすことが必要だと考えているいっぽうで、
アメリカ人は老後にお金で困らないためには、貯金ではなく投資に回して、将来のための収入源を作ることが必要だと考えているのです。
2019年に発売された「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」という書籍があるように、アメリカでは高校生の頃からお金・投資・収入について学んでいます。いっぽうで日本では高校ではもちろん、社会人になってもお金について学ぶことはほとんどありません。むしろお金や投資のことについて話すことは悪いこと・卑しいことだと見られてしまうこともあります。このようにお金や収入に関していえば、日本とアメリカでは大きな知識格差があるのです。
書籍「大富豪の投資術」には、アメリカ-フロリダ州に住む著者が、年収360万円の普通の会社員から純資産50億円の大富豪になるまでに取り組んだ63の方法がまとめてあります。例えば63の方法の中には、、、
- 大富豪の収入源1:他人のお金を使って家賃収入を狙う方法
- 大富豪の収入源2:株を売買せずに、株式市場から現金収入を得る方法
- 大富豪の収入源3:ハイリターンの投機を安全に取り入れる方法
- 大富豪の収入源4:50億の純資産を築くのに活用した「金のバケツシステム」
といった、日本に存在する書籍や講座、セミナーでは知ることのできない
アメリカ大富豪のお金の知識がつまっています。
実は、著者のマーク・フォードも元々、3人の幼い子どもと大学生の妻がいる年収360万円の普通の会社員でした。彼は1983年、30歳になる頃、自身の最優先目標を「裕福になる」ことに決めました。1985年、マークはまだ会社に勤めていましたが、個人資産は1億5千万円を超えていました。「裕福になる」と決意してから、なんとわずか2年後のことです。
その後、彼は10年あまりで50ものビジネスを立ち上げ、そのうちの半分が、わずか3年ほどで年間数億円の利益を生むようになっていました。そして、そのほとんどを運用することで、彼の資産はさらに増えていきました。60歳を過ぎたマークの今の純資産は50億円を超えると言われ、現在はリタイア生活を楽しんでいます。
自身のことを「臆病者」と呼び、お金を失うことを誰よりも嫌う性格のマーク・フォードが、大富豪になるまでに使った63の知識をこの1冊にまとめています。なのでこの本の知識は、リスクをできるだけ取りたくない慎重な日本人が、豊かになる助けになるだろうと考えています。この本の内容を少し紹介すると、、、